12月27日、横浜市旭区左近山にある団地の敷地内で男性が襲われる事件がありました。
襲撃したのは男5人程度のグループとみられています。
犯人は逃走中で、近隣にお住まいの方々は不安を感じられていることでしょう。
具体的に気を付けたいポイントをまとめます。
事件の詳細
・発生時間:12月27日 午前0時半ごろ
・発生場所:旭区左近山の団地敷地内(7番地?)
・手口:21歳の男性を5人程度の男で囲み、暴行。被害者は背中や肩を刃物のようなもので刺されている。殺害の意図があったとして、殺人未遂事件で捜査中。
・犯行現場の様子
画像引用:TBS NEWS
顔見知りか、無差別か?
顔見知りによる犯行なのか、無差別的なものかがはっきりしません。
大通りから離れた団地内、それも深夜となると暴行に適した状況です。待ち伏せor尾行してチャンスをうかがった可能性が高いと考えられます。
状況的に、仲間内で酒に酔って口論となり…といういきさつではないでしょう。そうであれば無関係の人の危険度は下がるのですが。
金銭を奪ったかどうかも報道されていません。万が一金銭目的であれば、最大の警戒を以て対策すべき事態です。犯人が複数男性ということもあり、被害が深刻なものとなりやすいでしょう。
犯人の狙いが不確かな現在、近隣お住まいの方がとるべき対策をいくつか列挙します。
身を守る対策、気を付けたいこと
商業施設からの尾行に注意
現場は夜間の人通りが少ないと推測されます。(この点は住民の方々が最もご存じかと思います。)しかし多くの場合、犯人がターゲットを見つけるには比較的人が集まる場所です。
人の往来が多い場所でめぼしいターゲットを見つけ、人通りが途切れたところで襲撃する。これは対人犯罪の定石ともいえる手口です。
特に夜間の買い物後、何者かに後を付けられていないか気を配ることは身を守るために有効です。スマホを見ながら、音楽を聴きながらの移動はしばらく控えたほうが良いかもしれません。
なるべく車通りや人通りの多い道を選ぶ
単純に、人目につきやすい場所なら襲撃されにくくなります。同じ理屈で、照明が途切れる場所もなるべくなら避けたいところです。
防犯ブザーの携帯
防犯ブザーは子供のためだけのものではありません。大人であっても、急に襲われると助けを呼ぶ声が出せなくなります。
なお、防犯ブザーについてはすぐに作動させられる準備が必須事項です。以下の記事で詳しく解説しているので、よろしければご参考ください。
抵抗しない
犯人が男性複数の場合、下手な抵抗は暴行を悪化させます。もし相手が最初は脅しのつもりであっても、反撃すると必ず倍以上になって返ってきます。
複数犯の場合、犯人にとって「抵抗された」ことは集団内でのメンツを保てなくなる事態。必要以上の暴力で応じてきます。
最後にお願い
私がここで述べたことは、あくまで報道から得た情報から組み立てた理屈です。ほとんどが憶測に基づく一般論にすぎません。
地域の警察からの情報をしっかりとキャッチし、推奨される対策があればそれに従っていただくのが最も安全であると思います。